登場人物 みつ→後輩 ぴーすけ
場所→作業場
時間→午後14時頃
知らんし。
作業場にて作業しながら先輩と後輩がしゃべっている。
他愛もない会話だ。
みつ「ぴーすけさん、すいません。
まだ頼まれてた仕事出来ていませんわ。」
ぴーすけ「あ、えーよ、急ぎじゃないし。
それよりみつ君、今年のフェスは何日目に行くん?」
みつ「今回全部行きますよ、3日間!」
ぴーすけ「まじかよ!ぶちええやん!」
みつ「ぴーすけさんは結婚して制限されるでしょうから3日間は無理でしょう。」
ぴーすけ「まあね3日間は難しいけど、パートナーの勤務次第かな」
みつ「不便っすね、結婚って」
ぴーすけ「そんなもんじゃないの、子供もおるしさ、可愛いよ子供。結婚したないん?」
みつ「ん~、子供は可愛いって思いますけど、制限されるのはちょっとねえ。」
ぴーすけ「まぁねぇ。
そういえば気付いた?嫁さんの事パートナーって呼んだの?」
みつ「パートナーって呼びましたね、そういえば、今まで嫁って呼んでましたよね?」
ぴーすけは胸の辺りに拳を握って、真顔で続ける。少し上を向く。
ぴーすけ「そう。これからパートナーって呼ぼうと思って。」
みつは心の中でツッコむ。『知らんし!』(声に出してツッコんでくる後輩でも良い、むしろ嬉しい)
二人は笑い合う。そのまま別の作業に戻る為、解散しながら。
ポイント①
ここで大事なのは、わざわざ言わなくていい事を言うという事。少し癖のある事が効果的。
あと、言う時は真顔という事。(面白い事いうぞって顔はしない事)
(例)
俺、決めたんだ。横断歩道は白の部分を踏もうって。
ポイント②
もし会話相手にぴーすけのような知らんし、な会話をされたとする。
そこに似た様な知らんし、な会話を被せるとさらに盛り上がる。
ここでは、嫁の呼び方にフォーカスしているので、そこに乗っかる。
(例)
ぴーすけ「そう。これからパートナーって呼ぼうと思って。」
みつ君は心の中でツッコむ。『知らんし!』(声に出してツッコんでも良い、むしろ嬉しい)
二人は笑い合う。
みつ「でも、もし僕にワイフが出来ても3日行きたいです。」
ぴーすけ「ワイフ!!」
ポイント③
ポイント②の補足として、ここで嫁や妻と一般的な名詞を使ってしまうとただの会話になってしまう。
最近では、普段あまり聞き慣れない名詞、「僕に家内が…」など…
もちろん普段から家内と呼ぶと浸透している人は効果がない。
ポイント④
そして、理想は自分から「気付いた?パートナーって呼んだの。」と聞くのではなく、言わずに気付いてもらうのが理想。
しかし、こちらから言わないと気付いてもらえない場合終わってしまうので、ここは相手次第。
コメント