登場人物→三戸さん 三戸さんの電話を受けた人→??? ぴーすけ
場所→作業場
時間→昼前
普通これやる?
プルルルルルル、プルルルルルル。ガチャ。
???「はい、こちら作業場です。」
三戸さん「人事部の三戸と申しますが、ぴーすけ班長はいらっしゃいますか?」
???「ぴーすけ班長は、今席を、…あっ、只今戻られました。少々お待ちください。」
……
ぴーすけ「はい、お電話変わりました。」
三戸さん「お疲れさまです。人事部三戸ですが、」
ぴーすけ「あ、お疲れさまです。」
三戸さん「先日頂いた書類なんですが、記入もれがございまして…」
ぴーすけ「何なん、だめなんですか?」
三戸さん「まあ、結果だめです。ダメっていうか、記入してもらう所があるっていう話です。」
ぴーすけ「はぁい、そういえば前に話してた漫画さ、アプリで読んでみたよ、面白いやん。もう課金せんにゃ見れんくらい見たよ。」
三戸さん「面白いでしょ、そーなんですね、楽しんでもらえたなら良かったです。」
ぴーすけ「ありがとう。それはそーとさ、俺に電話変わる前に出た子おるやん?」
三戸さん「ええ、」
ぴーすけ「実はね、そんな子おらんのよ。」
三戸さん「どういう事です?こわいこわい。」
ぴーすけ「あれ、…俺なんよ。」
ガチャ、プープープー。
…こっちから切ってやったぜ、今やつは何を思ってるだろうか、どういう意図でそれをやったか気になっているだろうか。
実を言うと意図など何もない、電話に出た瞬間、とっさにもう一人作り上げただけだ。しかし申告しないとやつはもう一人いると思うだけだ、気付かない。それはもったいない。言おう…そう思っただけ。
そう。???は→ぴーすけだったのだ。
次の日。
プルルルルルル、プルルルルルル。ガチャ。
ぴーすけ「あ、こちら作業場班長ぴーすけと申しますが、三戸さんいらっしゃいますか?」
三戸さん「あ、ぴーすけさん、三戸です。」
ぴーすけ「あぁ、三戸さん。えっ?やらんの?」
三戸さん「やって欲しかったんですか?」
ぴーすけ「うん。はっはっは。まぁええわ、記入もれの件なんだけど…」
ポイント①
突飛な事をし、2人にしか分からない事が増えると仲良くなる。
嫌がっていると×。
相手が進めてきた事を進んで行動に移すと喜ぶ。
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